経済指標の解説!四半期実質国内総生産の発表などのファンダメンタルズ分析の基礎について

イケイケなトレードしてますか⁉

皆さんおはようございますこんにちはこんばんは!

司です。

 

今週の水木金に大きな経済指標の発表が控えているので、その経済指標の軽い紹介をしようと思います!

 

25日の23:00

9月米国新築住宅販売件数

26日の21:30
米国7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)

27日の21:30
米国9月個人消費支出

 

今回は予想ではなく、ファンダメンタルズ分析に慣れていない方のために、各発表の概要をご紹介していこうと思います。

 

 

新築住宅販売件数

新築住宅販売件数
アメリカの新築住宅販売件数は、アメリカの住宅市場が元気かどうかを教えてくれる大切な数字です。この数字は毎月更新され、前の月に売れた新しい家の数を教えてくれます。

もし新築住宅の売れ行きが良かったら、それは人々が家を買うことに前向きで、経済が活気に満ちているということを意味します。これは景気が良い兆しで、アメリカドルが価値を増す可能性があります。逆に、新築住宅の売れ行きが悪いと、それは経済が停滞している可能性があり、アメリカドルが価値を失うかもしれません。

新築住宅販売件数は、将来の景気の動きを予測するのにも役立ちます。例えば、アメリカの中央銀行であるFRBが行う金融政策に影響を与えることがあります。新築住宅販売件数が予想よりも良いと、FRBが利息を上げる可能性が高まり、アメリカドルが強くなります。逆に予想よりも悪いと、FRBが利息を上げるペースを緩めるかもしれず、アメリカドルが弱くなります。

ただし、新築住宅販売件数だけでなく、他の経済指標も一緒に考えることが大切です。例えば、雇用統計や消費者の信頼感などが良いと、新築住宅の売れ行きが少し悪くても、アメリカドルは強いままかもしれません。

FX初心者の方は、新築住宅販売件数だけでなく、アメリカや世界の経済の流れをしっかりと理解することが大切です。経済の大きな流れを捉えることができれば、新築住宅販売件数を使ってアメリカドルの動きを予測するのが上手くなります。また、実際に数字がどう動いたかを見ることで、この指標がどんな意味を持っているのかを学び、FX取引の上手な方法を覚えることができます。

四半期実質国内総生産

GDP

アメリカの経済の健康状態を測る最も大切な数字の1つが、四半期ごとに発表されるGDP国内総生産)です。これは、直近の3ヶ月間にアメリカ全体でどれだけの経済活動があったかを示しています。

もしGDPが前の期間よりも増えていれば、それはアメリカ経済が成長しているというサインです。この場合、人々がより多くのものを買ったり、企業が新しい設備を買ったりしているということです。このような状況では、アメリカドルが価値を増す傾向があります。一方で、もしGDPが減っていれば、それは経済が縮小しているというサインで、アメリカドルが価値を失うことがあります。

GDPの数字がどうであれ、市場がそれをどのように捉えるかが大事です。もしGDPが市場の予想よりも良かった場合、アメリカドルの価値は上がりやすいです。逆に、予想よりも悪ければ、アメリカドルは下がりやすいです。

GDPの数字がどうであれ、それが他の経済指標と整合性が取れているかも重要です。たとえば、雇用が増えているのにGDPが低いと、それは経済があまりよくないサインかもしれません。

FX初心者の方は、GDPの数字だけでなく、それが全体の経済の状態と合致しているかを確認することが大切です。そして、アメリカだけでなく世界の経済の動きもしっかりと把握することが重要です。そうすることで、アメリカドルの価値が上がるのか下がるのかを予測するのが上手くなります。そして、実際の市場の動きを通して、GDPの数字がどのような意味を持っているのかを学んでいくことが、FX取引で成功するための大切な一歩となります。

 

個人消費支出

PCE

アメリカの経済の大きな部分を占めるのが、私たちがどれだけのものを買っているか、つまり個人の消費です。その動向を示すのが「個人消費支出」という指標で、これは毎月発表され、前の月と比べて私たちがどれだけお金を使ったかを示しています。

もし個人消費支出が増えていれば、それはアメリカの人々が元気にお金を使っているということで、経済も好調だと言えます。この場合、アメリカの通貨であるドルが価値を増すことが多いです。反対に、もし個人消費支出が減っていれば、それは経済が冷え込んでいる証拠であり、ドルの価値が下がることがあります。

この指標は、経済の将来を予測するのにも使われます。もし個人消費支出が予想よりも良かったら、将来の経済が良くなる可能性が高まり、ドルが価値を増すことがあります。逆に、予想よりも悪ければ、経済が悪くなる可能性が高まり、ドルの価値が下がることがあります。

ただし、この指標だけで経済の全体像を把握するのは難しいです。失業率が低ければ、消費の減少が一時的なものである可能性があり、ドルが下がることはあまりありません。また、物価の上昇や小売の売上との関連性も確認が必要です。

FX初心者の方は、個人消費支出だけでなく、経済全体の動きをしっかりと理解することが重要です。これにより、ドルの価値が上がるか下がるかをより正確に予測することができるでしょう。また、市場の動きと経済の全体像を比較することで、FX取引で成功する確率を高めることができます。

 

まとめ

今回ご紹介した内容をしっかりと理解して、どのように各発表がご自身のトレードに影響するかを考えながら取引計画をたてていくようにしていきましょう!

 

自動売買ツールを使って普段トレードしている方は経済指標の発表時には稼働を控えたりして、気を付けて運用していくことをオススメします。

普段私が使っているPF2越えのEAの記事はこちら

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